幻の講演会
2002年秋、李登輝元台湾総統による日本での講演会は、ビザが下りず中止。しかし2年後、幕屋の青年35名が台湾を訪れた時にそれは実現した。「幻の講演会」と題し、3回に分けて掲載。
第1回:烏山頭ダムと日本精神
台湾嘉南平野を潤す大規模な灌漑用ダムと用水路を建設した日本人・八田與一。彼は義を重んじ、それを実践する人であった。
第2回:神を求めて
「死ぬんだからこそ、生きている間に何をすべきか」と、神を求めて歩みつづけた李登輝氏、「信仰は実践、実際なんだ」と語る。
第3回:私の出エジプト記
伝道を志していた李登輝氏は、迷いながらも60歳で副総統職に就く。「台湾人のアイデンティティーの確立こそ生涯の使命」と。