珊瑚礁の墓標 ペリリュー島

パラオ共和国は日本の真南、赤道近くにある常夏の島国。南に位置するペリリュー島は、大東亜戦争中に日米の激戦地となり、日本兵1万人が玉砕、米兵も1万人の死傷者が出た。日本兵は戦闘が始まる前に、島の住民をパラオ本島に疎開させた。当時のことを知る生き証人で、自作の日本語の歌をうたい、日本の戦没兵士の墓守をされているご婦人を紹介。