天地をむすぶ青い島

福地教夫さんの幼い時、先の大戦で多くの戦死者が出た南洋から、父親が復員。大酒を飲むようになり、家庭は荒れ、福地さんは父親への反発と憎しみの少年期を通ったが、逃げ込むようにキリストの福音に触れた。敗戦から60余年がたち、福地さんは亡き父の戦った情景と重なるパラオ共和国を訪問。日本兵と共に戦った現地の人と、涙して『海行かば』を歌う。今なお山や海に眠る多くの魂のために、神の慰めを祈る。