聖地・イスラエル巡礼

聖地とは、神が人に出会ってくださった所、そして、人々がありありと神の働きを経験した場所です。イスラエルには、旧約聖書、新約聖書の舞台となった聖地がたくさんあります。

聖地巡礼では、聖書の登場人物のような信仰を受け継ぎたいと願い、聖書ゆかりの地を訪ね、聖書を読み、祈ります。そうする中で、不思議な祝福を受けることができます。

また私たちは、聖書にある預言は、現代のイスラエルにおいても成りつつあると見ています。いちばん明らかな例は、イスラエルの建国と、世界に散らされたユダヤ人のイスラエルへの帰還です。イスラエルを訪れると、今も未来に向けて国づくりに励む人々や、聖書の信仰で生きている人々にふれることができます。

聖地・イスラエル留学

キリストの幕屋は毎年、聖地・イスラエルへ留学生を送っています。旧約聖書の原文・ヘブライ語を学ぶこと、イスラエルで生活し、現地の人々と交わること、そして、その宗教、思想、歴史、文化にふれることは、聖書を深く理解することにつながるからです。

イスラエルは、1900年ぶりに再建されたユダヤ人の国です。日本の若者にとって、そこで生活しながら、ユダヤ人の開拓魂や、自己犠牲もいとわない愛国心にふれることも、聖地での大事な学びです。

幕屋留学生は、友好関係が結ばれているへフチバ(旧キブツという共同体)で、労働と語学研修をします。そのあと希望者はさらに大学などで勉学を続けます。聖地留学中、言葉の壁をはじめいろいろな困難を、祈りながら励むことによって突破し、生きて働いてくださる神を発見することは貴重な経験となります。

へフチバには、ギルボア山を望む場所に日本庭園があり、イスラエルの人々の憩いの場となっています。

エルサレム・マクヤセンター

1988年、エルサレムにマクヤセンターが開設されました。それは、幕屋留学生の生活・勉学の場であり、日本とイスラエル2国間の文化交流の場でもあります。イスラエル人の講師によるゼミナール、そして祈りの場として用いられています。

玄関わきの壁には、イザヤ書の聖句がヘブライ語で書かれています。

律法はシオンから出、主の言葉はエルサレムから出る。(イザヤ書2章3節)